ハードウェアウォレット「JADE PLUS」をLightning Baseで匿名購入した話

ビットコイン
この記事は約7分で読めます。

最近、Lightning Baseでビットコインのハードウェアウォレット「JADE PLUS」を買いました。

Lightning Baseは、ビットコイン関連商品をビットコイン/ライトニング決済で購入できる、国内のオンラインショッピングサイトです(クレジットカード決済も可)。

この記事では、Lightning Baseでの匿名購入の流れとその感想をまとめました。

個人の体験・感想です!

なぜJADE PLUSを購入したのか

ハードウェアウォレットの購入は、COLDCARD Mk4 に続き2回目です。

2台目を購入した理由はこちらの記事の後半でも書いた通り、ウォレットの復元を試すため。

COLDCARDは気に入っていたので、2台目として同じCoinKite社の「COLDCARD Q」を購入することも考えました。

が、調べてみたところBlockStream社の「JADE PLUS」が、国内のオンラインショップ「Lightning Base」で購入できるではありませんか!しかも、匿名で。

JADE PLUSに関しては日本語のWikiが提供されており、困った時に日本語で質問できそうなことも決め手となりました(私は人見知りが過ぎるので、実際に質問できるかは別問題ですが)。

国内正規品であり、発送も国内からとなります。

そのため、税金や消費税、送料など全て込みの価格で分かりやすいというのも魅力でした。COLDCARD Mk4を購入したときは、後から2,000円強の追加請求があったので…。

ビットコイン反省会のこちらの動画を見て、試してみたいと思ったのもあります(Joeさんが忖度なしで「良い」とおっしゃるのなら…)。

Lightning Baseの匿名配送とは

Lightning Base は、ビットコイン関連商品をライトニング決済と匿名配送で買えるオンラインショップです。

注文時に、氏名や住所などの個人情報を渡すことなく購入できます。サイトに入力するのは、メールアドレスだけ。

その後は郵便局アプリで受け取り先の郵便局を指定し、窓口で受け取ります。

郵便局アプリには氏名・住所等を入力するし、受け取り時にも氏名の記入が必要ですが、少なくともLightning Baseにはメアド以外の個人情報は渡らない、ということです!

受け取り先として自宅の住所を入力することもできますが、その場合はLightning Baseに自宅住所が通知されてしまうので要注意。

なぜそんなに警戒しているのかといえば、万が一Lightning Base から顧客情報が流出した場合に、ビットコインを狙う悪い輩に自宅を襲撃されたくないから、ですね😂

住んでいる地域すら特定されたくないのなら、自宅から遠い郵便局を指定すればさらに安心かもしれません。

暑かったし、とっとと受け取りたかったので私は近所の郵便局にしてしまいましたが😅

そういえばCOLDCARD Mk4を購入した際も、一定期間経過後に個人情報は削除されるしくみでした。

ただ、実際に削除完了通知は来たものの、本当の本当にCoinKite社内のデータベースから削除されたことを確認する術はないので…。

最初から個人情報を渡さなくて済むのなら、そうするに越したことはないと思います。

スポンサーリンク

Lightning Baseでのショッピングの流れ

Lightning Baseでのショッピング(匿名配送)自体は簡単で分かりやすく、特に迷うポイントもありませんでした。

ここではざっくりとした流れだけ載せておきます。※2025年9月現在の情報です。

<購入の流れ>

まずはLightning Baseのウェブサイト上で、商品を購入する流れから。

①欲しい商品を「買い物カゴ」に追加、「購入手続きに進む」。
②次の画面で、メールアドレスを入力
③決済方法を選択して「注文する↗︎」をクリック
④選択した方法で決済する

注意点は、メールアドレスに間違いがないように入力することと、決済後の画面に表示される「注文番号」を控えておくことです。

またライトニング決済の場合、あらかじめ自身のライトニングウォレットにSatsを用意しておく必要があります。取引所からライトニングウォレットにビットコインを入金する方法ついては、こちらの記事を参照してください。

<受け取りの流れ>

決済後の流れは、こんな感じ(↓)。

①Lightning Baseより注文受付メールが届く
②Lightning Base「商品受取場所選択のお願い」メールが届く
③メールに記載されたURLから、郵便局アプリを通じて受け取り場所を選択・入力する
④Lightning Baseより発送完了メールが届く
⑤郵便局アプリで指定の受け取り場所に商品が届くのを待つ
⑥到着したら、受け取り場所に出向いて商品を受け取る

私の場合、ライトニング決済完了後、①の注文受付メールが届くまで30分以上かかりました。自動返信ではないのかもしれません。

入力したメールアドレスが間違っていたのではないかと、少しドキドキしてしまいました… 万が一に備えて、注文番号は絶対に控えておきましょう!

スポンサーリンク

匿名配送での受け取りについて

郵便局アプリで指定の郵便局に荷物の到着を確認後、受け取りに行きました。

木曜日の夕方に注文し、金曜日に発送、翌週月曜に受け取りました。

受け取りの際は郵便局アプリ内に記載されている、

・荷物番号
・認証番号

の記入が必要になるので、スマホを持っていきましょう!

窓口で私が、

「荷物の受け取りに来たんですけど…」

と言っただけで、局員がロッカーから荷物を取り出したのにはびっくり。その日の「荷物」は私のJADE PLUSしかなかったということでしょう😂

個人で「局留め」というシステムを利用する人は、あまりいないのかもしれません…

渡された用紙に、荷物番号、認証番号、氏名を記入して受け取ります。

本人確認書類などは要求されなかったので、偽名を入れても受け取れそうな雰囲気ではありましたが… 一応、本名で記入しました。

その後、女性の局員が2人がかりで荷物番号、認証番号を復唱して確認。

さらに奥から男性の局員も出てきて、険しい表情で「大丈夫ですか?」なんて言いながら最終的に3人がかりで確認され… 品名には「USB memory」と書かれているし、あやしさMAXでした😂

スポンサーリンク

JADE PLUS 開封!

それでは、実際に開封していきましょう。

本体と納品書が、クッション封筒で梱包されています。

シュリンク包装されていて、開封された形跡なし。

箱を開けようとしたところ、「Don’t Trust, Verify」のシールで封がされていることに気がつきました。

シールをベリベリと剥がしていくと、「VOID(無効)」の文字が現れました。

私がシールを剥がしたときに初めてこの文字が現れたので、私より前にこの箱を開けた者はおらず、未開封品であることが分かります。

JADE PLUS本体です!初めまして!

COLDCARD Mk4の電卓的な見た目とは違って(あれはあれでいいけれど)未来的な感じがします。

下にもまだ、何かあるみたいですね…?

「BEFOREYOU START」 – 簡単なセットアップの方法が書かれた紙が入っていました。

その下に、さらにもう一枚。

「YOUR KEYS, YOUR BITCOIN」 – こちらにはJADE PLUSの特徴が書かれているようです。

その他、付属品たち。

右上の紐はネックストラップでしょうか。これを使ってJADEを首に掛けろと…?

まぁでも確かに災害時、避難したりするときにはストラップがあると安心なのかもしれません(?)

JADE PLUSは「Designed by Blockstream in Canada. Made in China.」となっています。カナダで設計され、中国の工場で作られているということのようですね。

おわりに

Lightning Baseの匿名配送は、メールアドレスだけでの注文や郵便局での局留め選択により、プライバシー保護に優れたしくみだと感じました。

JADE PLUSのセットアップや復元テストの方法については、また別記事で詳しくお伝えする予定です。

私の体験が、ビットコインの自己管理に興味を持つ方や、JADE PLUSを検討中の方の参考になれば幸いです!

タイトルとURLをコピーしました