HIVEアカウントからの出金、またHIVEアカウントへの入金には、SimpleSwapを利用することができます。
この記事は、公式サイトや海外メディアを中心にSimpleSwapについて調べ、その概要をまとめたものになります。
SimpleSwapは海外の暗号資産関連サービスです。日本の金融庁の認可を得ていないため、何らかのトラブルによって被害に遭った場合でも、補償は受けられず自己責任となります。ご自身でもよく調べた上でのご利用をお願いいたします。
なお本記事は勧誘を目的としたものではありません。
SimpleSwapとは
ブログ報酬として受け取ったHIVE・HBDは、HIVEアカウントから出金して日本円に換えることができます。
日本円にするためには、HIVEを一旦別の通貨に換えて国内取引所へ送金する必要がありますが、この時SimpleSwapを利用すると一度の送金で国内取引所まで送ることができるので便利です。
上記はHIVEのブログプラットフォーム「PeakD」内のページです。
HIVEの取り扱いのあるサービスとして、SimpleSwapが紹介されています。
SimpleSwapの特徴
SimpleSwapは暗号資産の「両替所」といわれるタイプのサービスで、異なる通貨同士の交換が可能です。
一般的な「取引所」とは違い、SimpleSwapに資金は保管されません。交換時にのみ経由するイメージです。
取引所またはウォレットから暗号資産を送ると、指定した通貨に交換され、指定した送付先に届きます。
例えば、HIVEアカウントから$HIVEを送り、国内取引所で$BCHで受け取る、といったことが可能です。
SimpleSwapの基本情報
SimpleSwapは2018年からあるサービスで、600以上のコインを提供しています。
公式サイト | SimpleSwap |
本社 | マーシャル諸島、アジェルタケ |
設立 | 2018年 |
手数料 | 銘柄、支払い方法による |
モバイルアプリ | あり |
カスタマーサポート | ライブチャット、Eメール、ソーシャルメディア |
SimpleSwapの手数料
SimpleSwapでは、法定通貨で暗号資産を購入することもできます。その場合の手数料は4.95%とFAQに記載がありました。
パートナーのMercuryoが3.95%、SimpleSwapの手数料が1%なので、フィアット通貨から仮想通貨への交換手数料の合計は4.95%です。
https://simpleswap.io/ja/faq
一方、暗号資産同士の交換に関しては、手数料の明記がありません。
当社は従来の%表示を使用していません。市場分析に基づいて取得した一定のレートをお客様に提供しています。
https://simpleswap.io/ja/faq
送金前の画面にて見積が表示されるため、確認してから送るようにしましょう。
ロイヤリティプログラム
SimpleSwapには「ロイヤリティプログラム」と呼ばれるインセンティブプログラムがあります。
SimpleSwapでは、取引回数に応じて「SWAP」が貯まります。
さらに貯めた「SWAP」を支払ってアカウントをアップグレードすると、BTCでキャッシュバックを受けることができるようになります。
なおロイヤリティプログラムに参加するためには、サインアップ(登録)が必要です。
サインアップはGoogleアカウント、Facebookアカウント、またはEメールアドレス+パスワードで可能です(KYCまでは必要ありません)。
登録なしでも利用できる
SimpleSwapはサインアップ(登録)なしでも利用できます。
ウェブサイトで取引の詳細を入力し、送金するだけでも利用は可能です。
ただし登録なしで利用した場合、ロイヤリティプログラムには参加できず、取引履歴の閲覧もできません。
送金中にうっかり画面を閉じてしまうと、Exchange IDも分からなくなり、万が一の場合の問い合わせにも困る可能性があります。
後々過去の取引を確認したい場合や、損益計算の際にも情報を参照できないことになるので、登録した上で利用することをお勧めします。
シンプルで使いやすい
私はHIVEアカウントからの出金、また入金にもこれまで何度かSimpleSwapを利用していますが、直感的で使いやすいと感じました。
通貨ペアを指定して送金先を設定するだけなので簡単であり、送金作業も一度で済むため(複数回送金する場合と比較して)ミスも起こりにくいと思います。
またカスタマーサポートにサイト内のフォームから問い合わせをしたことがありますが、レスポンスが早かったことも印象的でした。
おわりに
2023年9月現在、HIVEは日本国内の取引所では取り扱いがありません。
そのためHIVEの出入金には、海外取引所やSimpleSwapのような海外の両替サービスを使うことになります。
いずれにしても冒頭に書いた通り金融庁の認可を受けていないため、利用は自己責任となる点にはご注意ください。