暗号資産投資に興味があるけど、トレードは苦手。元手もそれほどあるわけじゃないし、できる限りローリスクで投資を始める方法はないのかな…
そんなふうに考えていた私がアレコレ調べた結果、2016年に辿り着いたのがHIVEブログ(当時はSteemit)でした。
書くことが好き、または嫌いでないなら、HIVEブログは暗号資産投資の入り口としてとても良い選択肢だと思います。
HIVEブログとは何か
HIVEブログは、分散型のソーシャルメディアプラットフォームです。
簡単に言えば、ブログを書くことで暗号資産を稼ぐことのできるプラットフォームで、その前身は2016年にリリースされたSteemitというSNSでした。
私自身もブログ記事への「いいね」で暗号資産を獲得できるという情報をインターネットで見かけたことから興味を持ち、Steemitに登録、投稿をスタートしました。
2017年~2018年前半にかけて、Steemitに投稿している日本人ユーザーは少なくありませんでした。しかし2018年に始まった「暗号資産の冬」に、多くの日本人ユーザーはSteemitを離れてしまった印象です。
その後、2020年春にはトロン財団によるSteemit買収が発表されます。
この買収に反対するコミュニティの主導により、Steemitからのハードフォークで生まれたのがHive.blogでした。
そのためHive.blogの基本的なしくみは、Steemitとほぼ同じです。
ブログ記事を投稿し、読者(他のユーザー)からの「いいね」(Upvoteと呼びます)をもらうことで報酬を得ることができる、というものです。
読者からの「いいね」で収益化できる
「分散型ソーシャルメディア」、「暗号資産を獲得できるブログ」という響きから、HIVEブログは暗号資産に詳しくなければ投稿できない、投稿の内容も暗号資産に関連するものでなければならない… と思われがちです。
しかし投稿内容は、暗号資産に限らず、ゲーム、フィットネス、アート、写真、料理、園芸… など、どのようなジャンルでもOKです。
例えばはてなブログ、amebaブログなどに書くのと同じように、自分が好きなことを投稿できます。
私自身がHIVEブログに投稿している内容もそのほとんどが日記ですが、それでも収益化が可能です。
というのも、HIVEブログでは広告を掲載したり、アフィリエイトリンクから何かを購入してもらう必要は一切なく、上述の通り読者(他のユーザー)から「いいね」をもらうことで報酬を獲得できるからです。
HIVEブログの報酬はHIVE、HBD(HIVE Backed Dollars)といった暗号資産で受け取ることができ、BTC、BCH、XRPなどの通貨を経由して日本円に替えることができます。
海外取引所に口座を持っていなくても大丈夫です(2023年8月現在)。
HIVEブログは無料で始められる
HIVEブログは無料で始めることができます。
「暗号資産を稼ぐ」といえば近年はNFTゲームですが、多くのNFTゲームの場合、始めるにあたってそこそこの初期投資が必要になります。
でも、HIVEブログを始めるのにお金は必要ありません。
HIVEブログは私が知る限り、初期費用なしで暗号資産を稼ぐことのできる数少ない手段のひとつです。
ひとつハードルがあるとすれば、HIVEブログで報酬を得るためには、記事に英語の記載が必要になることでしょうか。
HIVEブログで報酬を得るためにはできるだけ多くの人(特に報酬に大きな影響力を持つアカウント)に自分の投稿を読んでもらい、Upvoteしてもらう必要があります。
しかし英語圏の書き手・読み手が多いHIVEブログで日本語だけの記事を投稿しても発見してもらえる可能性は低く、大きな報酬は見込めません。
そのため現在HIVEの日本人ユーザーのほとんどは、記事に日本語と英語を併記しています。
この点が、手間といえば手間かもしれません。
おわりに
このように日本人ユーザーにとってはちょっとした「言語の壁」のあるHIVEブログですが、最近ではDeepLやChatGPTといった翻訳ツールの精度が格段に上がっています。
そのため翻訳は以前ほど大変な作業ではなくなっており、HIVEブログも今なら始めやすいのではないでしょうか。
興味を持たれた方はぜひ、アカウント取得の上、HIVEブログで「Write to Earn」を体験してみてください!
このブログでは、HIVEブログの使い方や収益化のコツ、注意事項などをまとめて発信していく予定です。