既にHIVEに投稿した記事やコメントを、完全に削除することはできません。
HIVEに投稿されたものは、Ecency、PeakD、Hive.blogなどのサイト上は削除・編集できますが、ブロックチェーンから削除することができません。
ブログ上で編集・削除した場合でも、ブロックチェーンには原文および編集の履歴が全て残るため、辿ろうと思えばHIVEチェーンのブロックエクスプローラーhiveblocksで辿ることができます。
HIVEブログで投稿を削除できない理由
HIVEブログはブロックチェーン技術を活用することで、データの改ざんや中央集権的な機関による検閲を防いでいます。
そのため、自分の投稿を勝手に消されることはない代わり、自分自身でも、その投稿を完全になかったことにはできません。
また、そもそもHIVEアカウントに削除・退会の概念はありません(アカウント名の変更も不可能です)。
一般的なブログやSNSのように、退会することで投稿済みのすべての記事・すべてのコメントを一括消去することはできないため、他のブログサービスとは少し使い勝手が違うと感じることがあるかもしれません。
投稿を削除したい場合はどうすればいいか
しかし、削除や誤字・脱字や内容の追記・修正が全くできないというわけではないので安心してください。
以下の方法で、ブログインターフェース上からは記事の削除・編集が可能です。
7日以内かつupvote、コメントがつく前なら削除可能
記事やコメントを投稿してから7日以内、かつその投稿にupvote、コメントがつく前であれば、記事下に画像のように「削除」(Delete)ボタンが表示されています。
このボタンをクリックすることで、Ecency、PeakD、Hive.blogなどのインターフェース上は完全に削除することができます(ブロックチェーン上は原文および履歴が残ります)。
なお、upvote・コメントがついていない場合でも、7日が経過すると「削除」ボタンは表示されなくなります。
7日経過後、また1件でもUPVOTE、コメントがついた後に記事を削除したい場合は「編集」ボタンで対応しましょう。
7日経過後、upvote・コメントがついた後は「編集」で対応
記事やコメントの修正・訂正に期限はなく、いつでも可能です。
Ecency、PeakD、Hive.blogなどのブログインターフェース上で編集できます。
誤字・脱字の訂正、追記をしたい場合は、「編集」ボタンをクリック後内容を変更し、更新すればOKです。
Ecencyで変更した内容はPeakDやHive.blogでも変更されるといった具合に、一箇所で編集した内容は他のインターフェース上も反映されますので、各サイトを修正して回る必要はありません。
続いて、記事やコメントを「削除」したい場合の対処方法です。
7日経過後、或いはupvote、コメントがついた後は「編集」機能を使ってタイトルや本文を変更し、削除済みであることを示しましょう。
投稿を削除したい場合には、「編集」ボタンをクリックして本文を削除後、タイトルを「deleted」として、削除済であることを示す方法が一般的です。
本文も同様に、「deleted」とすると良いと思います。
文言に特に決まりがあるわけではありませんが、「Deleted」で対応しているユーザーが多いため分かりやすいと思います。コメントも同様です。
タイトル、本文ともにまったくの空白状態で記事を保存することはできず、何かしらの文字の入力が必要です。
これにより「ほぼ」削除が可能です。
おわりに
「ほぼ」と書いたのは、この場合インターフェース上で投稿内容をを読むことはできなくなるものの、ページのURL自体は残ることになるからです。
また変更・削除いずれにしても、ブロックチェーン上には原文および全ての編集履歴が残ります。
私自身は、この透明性はHIVEブログの良い点であると考えています。
しかし「完全には削除できない」ことを踏まえ、個人情報、著作権侵害の可能性があるもの、その他投稿したことを後悔する可能性がある内容は絶対に書きこまないように注意しましょう!