HIVEのマスターパスワードとプライベートキーをPDF形式でダウンロードする方法(バックアップの手順)

読めない文字が表示されたPCの画面 セキュリティ関連

HIVEのマスターパスワードとプライベートキーは自己管理です。

紛失した場合、アカウントにアクセスすることは不可能となります。そのため、バックアップは慎重にとっておく必要があります。

Hive.blogでバックアップ

マスターパスワードと各種キーのバックアップには、Hive.blogを使うのがおすすめです。

当サイトでは、ブログ記事投稿にはEcencyまたはPeakDを推奨しており、私自身Hive.blogを使うことはほとんどありません。

しかし、キーのバックアップにはHive.blogを使うのが一番良いと思います。

バックアップが編集できるテキストの状態だと、ちょっと不安ですよね・・・

最初の段階でのコピペミスの可能性もあるし、うっかり消してしまったり、上書き保存してしまったりする可能性もないとは言えないからです。

しかしHive.blogでは、下記の手順でマスターパスワードと4つのプライベートキーをPDF形式で一括ダウンロードすることができます

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PDFファイルをダウンロードする方法

Hive.blogからバックアップ用のPDFファイルをダウンロードする手順を説明します。

※ダウンロードにはHIVEのマスターパスワードを使用します。

Hive.blogにアクセスする

Hive.blogにアクセスし、ログインボタンをクリックします。

ポスティングキーなどで既にログインしている場合は、一旦ログアウトしてから再度ログインボタンをクリックします。

マスターパスワードでログインを試みる

ログイン画面にて、「Use keychain extension」、「Use HiveAuth」のチェックボックスを外します(そうしないとパスワードの入力欄が表示されません)。

アカウント名+マスターパスワードを入力して、ログインボタンをクリックします。

PDFのダウンロードリンクをクリック

ログインはされず、次のようなアラートが表示されます。

アラートの内容を翻訳すると下記のような感じです。

Posting Keyでないキーでログインしています
HIVE.blogの日常的な使用に必要のない権限を持つキーを使おうとしています。キーやパスワードは使えば使うほど漏洩しやすくなりますので、ログインにはポスティングキーだけを使うことだけを強くお勧めします。

https://hive.blog/

アラート文面の下に、

“Download a PDF with keys and instructions”

という青文字が表示されます。

ここをクリックすると、マスターパスワードと各種キーが記載されたPDFファイルをダウンロードすることができます。

ファイル名は「アカウント名_hive_keys」になっています。

ファイルをダウンロードしたら、「Try Again」と書かれた黒いボタンをクリックし、マスターパスワードが入力されていない状態に戻しておきます。

ダウンロードしたPDFファイルを確認する

念のため、ファイルの中身を確認しておきましょう。

PDFファイルを開くと、このようになっています。

HIVEのマスターパスワード及び4つのプライベートキーが記載されたファイル

重要は箇所は灰色で塗りつぶしてありますが、見ての通りPosting、Memo、Active、Owner全てのプライベートキーおよびマスターパスワードが記載されたファイルです。

このPDFファイルは、絶対に他人と共有してはいけません。

ダウンロードしたものは紙に印刷するか、USBなどインターネットとは切り離された場所で保管することを強くお勧めします。

PC本体(ローカル)からは削除しておきましょう。流出防止のためです。

おわりに

何らかの事情によりマスターパスワードを変更した後などに、この機能を使ってPDFをダウンロードしておくと良いと思います。

(マスターパスワードを変更すると、4つのプライベートキーも全て変更されます)

読めない文字が表示されたPCの画面

何度かやりましたが、マスターパスワードの変更はとても緊張します。

パスワードを変更した後、ホッとしてバックアップで失敗する可能性もあるため、慎重に行いましょう!

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