PayPay証券とPayPay資産運用。何が違う?ポイント投資をしたいなら?

赤いキーケース ポイント投資
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最近、PayPay証券でeMAXIS Slim 新興国株式インデックスへの投資を始めました。

といっても、まだ1,000円ちょっとの超少額スタートですが…😅

今回私はこのファンドをPayPay内のミニアプリ「PayPay資産運用」で買ったのですが、調べてみるとこれとは別に、「PayPay証券」のアプリが存在することが分かりました。

一体、この2つの違いは何?

ポイントを使って少額から投資をしたい場合、どちらを使うのが良いのでしょうか?

PayPayポイントを使いたいなら、PayPay資産運用一択!

結論、私のようにPayPayポイントを投資に使いたい場合は、PayPay資産運用を使うことになります。

というのも、PayPay証券はPayPayポイントに対応していないからです(PayPayマネーは使えます)。

今日子
今日子

PayPay証券では、PayPayポイントを使えないんだ… 意外。

一方、PayPay資産運用は100円から1円単位で投資が可能で、PayPayポイントが使えます。

PayPayポイントを使って投資をしたい場合、そもそもPayPay証券は対象外ということになり、100円(ポイント)から投資が可能なPayPay資産運用一択となります。

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PayPay証券とPayPay資産運用の違い

最低投資金額や出金方法のほか、PayPay証券とPayPay資産運用との間には、いつくかの重要な違いがあります。

PayPay証券の公式サイトより抜粋してご紹介します。

PayPay資産運用PayPay証券アプリ
取扱い商品米国株
米国ETF
日本株
日本ETF
投資信託
米国株
米国ETF
日本株
日本ETF
日本REIT
投資信託
取引金額100円以上
1円単位
1,000円以上
1円単位
PayPay
ポイント
×
PayPayマネー
PayPayマネー
ライト
××
その他
入金方法
PayPay銀行PayPay証券指定の銀行
d払い
ソフトバンクカードの「現金バリュー」
出金PayPayマネー
へのチャージ
登録銀行口座へ出金
出入金
手数料
無料振込元・振込先の
金融機関、サービスによっては有料
取引口座特定口座(源泉徴収あり)・NISA口座

詳しくはPayPay証券の公式サイトで確認できます。

PayPayポイント運用の場合、基本的に出金はPayPayマネーへのチャージとなります。とはいえ、PayPayマネーは1円から銀行口座に出金できますので、現金化も問題なさそう。

PayPayマネーから銀行口座への出金手数料については、公式サイトをご確認ください。

PayPay資産運用で投資する場合の注意点

ポイントを使って投資したい場合、PayPay資産運用を利用することになります。その際の注意点について解説します。

PayPay資産運用では買えない商品がある

PayPay資産運用で買える銘柄は、PayPay証券で取り扱っている商品の一部となります。

まず、上で紹介した表の通りPayPay資産運用では日本REITの取り扱いがありません。

また商品ラインナップを確認したところ、PayPay証券では買えるけれどPayPay資産運用では取扱がない日本株もいくつかありました(2025年10月現在)。

買いたい銘柄がPayPay資産運用で取り扱われているか、事前に確認しておくと良いでしょう。

期間限定ポイント、PayPayマネーライトは使えない

PayPay資産運用では、期間限定ポイントは利用できません。

また、PayPayマネーライトも利用できません。

本人確認未完了のユーザーがPayPayに残高チャージした場合、「マネー」ではなく「ライト」になります。

注意したいのは、すでにPayPayマネーライトを保有している状態で本人確認を完了しても、その残高は「ライト」のままで、「マネー」に変わるわけではない点です。

そのため、「PayPayマネーライトの残高がたくさんあるから、本人確認を完了させて投資に使っちゃおう!」と思ったとしても、それはできないということです。

これはPayPay証券を使う場合も同様です。

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スプレッド・信託報酬に注意

出入金の手数料は無料ですが、取引・運用には手数料がかかります。

株式・ETFの場合、取引価格にスプレッド(手数料相当額)が含まれます。

数百円からの少額投資の場合は特に、スプレッドのある株式やETFを頻繁に取引することで、手数料負けの可能性が高くなるため要注意。

投資信託の場合、販売手数料は無料ですが、換金時に費用がかかる場合があります(一部ファンドは無料)。

また、運用期間中に信託報酬が差し引かれる点にも注意が必要です。

投資信託の場合、信託報酬の高い銘柄を選んでしまうとパフォーマンスが悪くなる可能性があります。

少額投資の場合は特に、手数料負けしにくい銘柄選び、買い方を心がけると良いと思います!

おわりに:私の選択

冒頭にも買いた通り、私がPayPay資産運用で購入したのは、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスです。

NISAやiDeCoでは既に全世界株式やオルカンに投資しているため、ちょっと冒険してみたいという気持ちもあり、インド株への投資を検討していました。

そこで、PayPay資産運用でインド株の投資信託を調べてみたのですが…

ファンド名信託報酬信託財産留保額
HSBCインド オープン2.20%0%
ダイワ・ダイナミック・インド株ファンド1.85%0%
イーストスプリング・インド株式オープン1.95%0.30%
Oneピュア・インド株式ファンド2.06%0.30%
イーストスプリング・インド消費関連ファンド1.95%0.30%

インド系の投資信託は、どれもこれも信託報酬が2%前後と高額で涙目・・・😢

今日子
今日子

これだと、数百円からの少額投資で利益を出すのはかなり厳しいかも…

そこで少し範囲を広げて調べてみたところ、eMAXIS Slim 新興国株式インデックスでも、インド株に投資できることが分かりました。

ファンド名信託報酬信託財産留保額
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.15%0%

このファンドの投資先は丸ごとインドというわけではありませんが、構成比率は上から中国31.3%、インド18.5%、台湾16.9%、韓国9.0%… となっています。

信託報酬もさすがeMAXIS Slimシリーズ、0.15%と低い!

というわけで、PayPay資産運用ではeMAXIS Slim 新興国株式インデックスを積み立てていくことに決めました。

PayPay資産運用のスクリーンショット。運用額1259円、評価損益+59円。

本当に少額からのスタートですが、どれくらいまで育てられるか… とてもワクワクしています。

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